コーヒー1杯の暖かさ

心理学を研究する大学院生が、研究もそこそこちゃんとやりながら、日本の教育に一石を投じます。

一流のものに触れることの大切さを再認識した一流の先生方のセミナー【No Name Schoolイベントレポ】

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みなさんこんにちは!

教育と心理学について考えているじんぺーです。

今日は、参加したセミナーの内容(刺さったところ)と感想を簡単にまとめておきます。備忘録程度のもので恐縮っす!

 

 

 

参加したセミナー

おなじみざるさん率いるNo Name Schoolのセミナーです。

camp-fire.jp

 

いつもお世話になっているざるさんにたまにはお返ししないとという思いもあり、奮発して参加を決めました~!

 

主役は、教育界のノーベル賞とも称されるグローバルティーチャー賞(GTP)トップ10に選出されたことのある高橋一也先生と正頭英和先生のお2人です。

 

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ぼくは昨日お2人の本を読み終わり、予習状態で臨むことができました!

 

 

 

高橋先生のお話

話の始まりは、2枚の写真から。

 

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教室の姿と

 

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人が寝転がってテレビを見ているイラスト

の2枚です。

(高橋先生の写真とは若干違います、適当にググってゲットしたものです)

 

で、この2枚の写真に共通点があるといいます。

 

 

分かりますか…??

 

 

正解は、

ストレスレベルが同じ。ほぼ認知活動がなされていない。

ということらしいです。

 

海外の論文からのデータも見せて頂きましたが、たしかに皮膚電位反応のグラフがほぼ上下していない様子が分かりました。

(文献までメモしていませんでした、すみません。)

 

 

そのような(多くの学校での)現状を踏まえ、高橋先生が提案されるのが「手を動かしながら学ぶこと」です。

 

そして、その一環としての「レゴ」があります。あのLEGOです。

 

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レゴを使うと、色々なメリットがあるそうですが、そもそも手を動かすという時点で、認知活動が活発化し、それが大きなメリットになるということです。

 

管理職レベルでもレゴなど作ったものを学校中にデザインすることで、学びを生んでいくことはできると言います。

 (高橋先生の学校の写真も見せて頂いたのですが、素敵な廊下や図書館でした。)

 

詳しくは、高橋先生の著書をご覧ください!

 

世界で大活躍できる13歳からの学び

世界で大活躍できる13歳からの学び

  • 作者:高橋一也
  • 発売日: 2016/10/28
  • メディア: Kindle版
 

 

 

正頭先生のお話

正頭先生のお話は、Society 5.0のお話から始まりました。

 

簡単にいうと、学校の役割が変わっているぞというお話。

 

その1つとして、学校の役割が知識を教えることではなくて、体験を与えることになってきています。例えば、「1192年に鎌倉幕府ができたという知識」よりも、それを体験で伝えるということを考えてみる。難しいですよね?

 

難しいけど、これを考えてみることが先生の役割になってくるし、面白いところでもあるというお話でした。

 

 

正頭先生のもう一つの軸としてエドテックの話もありました。

テックが壊したものを認識する必要があるというお話です。

 

ずばり、それは、

 

時間と距離

 

だそうです。みなさんも実感するところですよね?

 

正頭先生はエドテックを、「時間と距離の制約があり、これまでには無理だった体験が可能な教育」と言い換えていました。(これまでいろいろな場所でエドテックのお話を聞いてきましたが、一番しっくりきました。)

 

上で書いた学校の役割が「体験を与えること」だとすると、テックを使わない手はないよな、と話が繋がった気がします。

 

その上で、リテラシーやICTの活用スキルももちろん大事だけど、1番大事なのは、創造力(もしかしたら想像力でもあるかも)だと言います。

 

学校ではやりたいことも制限しなくてはいけないことも多く、無意識のうちに自分ができることに制限をかけている先生もいるかもしれません。そこを解放しうるテクノロジーと創造力なんだなあと思いました。しっくり。

 

正頭先生のご著書もぜひ読んでみてください。

 

 

 

一流のものに触れる、会う、話す

本編ではないのですが、自分が一番心に残っているところを最後に書きます。

 

先生方へのメッセージを欲しいという質問の時にお二方から出てきた回答です。共通している部分も多いように思いました。

 

それは、

 

一流のものに触れたり、会ったり、話したりすること

 

です。

 

高橋先生は大学時代書籍の研究をしていた時に先生が超高額な(何千万円)書籍を「本物に触れないと意味がない」という理由で見せてくれていたそうです。2流の物しか見ていないとそういう目になっていくというお話でした。

 

正頭先生は、サメが好きな子どもにサメの研究をしている研究者とお話をさせた時のお話を教えてくださいました。zoomで沖縄と繋いでというまさにテックを用いて場所の制約を飛び越えたわけですが、サメの話をプロフェッショナルから聞いた子どもはやる気に火が付き、すさまじい行動力を見せたそうです。

 

という形の、お二方の「一流(本物)に触れる」というメッセージでした。

 

情報がすぐに手に入り、どれが本物かわからない世界になってきている中で、一流に触れるという基本的なことを忘れそうになっている自分がいました。

(と同時に超一流の教授の元で研究できているのはとてもありがたいなあとも思いました。)

 

そして、まさしく、今日のこの会は超一流の先生方のお話でした。ここに書いているブログのテキストの内容以上にそのような方々と時間を共にできたのはうれしく思います。

 

これからも真摯に一流(本物)を求めていきたいと思います。

 

 

雑多になってしまいましたが、この辺で締めます。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

 

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もうちょっとうまくまとめれるようになりたいなあ。