コーヒー1杯の暖かさ

心理学を研究する大学院生が、研究もそこそこちゃんとやりながら、日本の教育に一石を投じます。

美的体験のダイナミクスはデフォルトモードネットワークに反映される(Belfi et al., Neuroimage, 2019)

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みなさんこんにちは!

微かに混じり合う教育と心理学とアートを考えていますじんぺーです。

今日も論文を読んでいきます。

  

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今日はアブストだけです。 

 

美的体験のダイナミクスはデフォルトモードネットワークに反映される(Belfi et al., Neuroimage, 2019)

 

アブストラクト

神経美学は、美的体験の神経基盤を理解することを目的とした、急速に発展している学際的な研究分野である。美的体験を理解することは、何世紀にもわたって哲学者の目標とされてきたが、神経科学者に受け入れられるようになったのはごく最近のことである。最近の神経美学の研究では、静的なビジュアルアートによる美的体験が、視覚ネットワーク、報酬ネットワーク、デフォルトモードネットワークに作用することが明らかになっている。しかし、これらのネットワークが美的鑑賞中にどのような時間的動態を示すかについては、ほとんどわかっていない。これまでの行動学や脳イメージングの研究から、美的体験の重要な側面は、数秒以上のゆっくりとしたダイナミクスを持つことが示唆されており、fMRIでの研究に適していると考えられる。

今回、私たちは、さまざまな時間、美術品を鑑賞しているときの美的体験のダイナミクスの重要な側面を明らかにした。この活動は、DMNにおいて、画像の持続時間が長くなるにつれて深くなる抑制効果を打ち消すものであった。さらに、非常に楽しい画像では、DMNの反応は、画像のオフセットに連動してベースラインに戻った。また、非常に好ましい作品では、DMNの反応は画像のオフセットに連動してベースラインに戻り、逆に好ましくない作品では、ベースラインに戻るタイミングが一定しない。このようなDMNの反応の違いは、参加者の状態の内部ダイナミクスを反映していると考えられる。参加者は、アートに関連した処理から離れ、刺激に依存しない思考に戻っている。このようなダイナミクスは、DMNが美的体験中の参加者の内部状態を追跡していることを示唆している。

 

コメント

ちょっとアブストだけではよく分からないので、あとでちゃんと読む。

論文

Belfi, A. M., Vessel, E. A., Brielmann, A., Isik, A. I., Chatterjee, A., Leder, H., Pelli, D. G., & Starr, G. G. (2019). Dynamics of aesthetic experience are reflected in the default mode network. Neuroimage, 188, 584-597. https://doi.org/10.1016/j.neuroimage.2018.12.017