コーヒー1杯の暖かさ

心理学を研究する大学院生が、研究もそこそこちゃんとやりながら、日本の教育に一石を投じます。

韻と韻律の曖昧さの効果(Wallot & Menninghaus, Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, & Cognition, 2018)

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みなさんこんにちは。

微かに混じり合う教育と心理学とアートを考えていますじんぺーです。

論文を読んでいきます。

 

 

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韻と韻律の曖昧さの効果(Wallot & Menninghaus, Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, & Cognition, 2018)

これまでの研究で、韻を踏むことは韻律の処理を容易にし、記憶力を高める一方で、意味的な処理を難しくする傾向があることが明らかになっている。本研究では、韻を踏んだことわざ、韻を踏まないことわざを用いて、これまで特定されていなかった理解の困難さが、知覚された曖昧さによって引き起こされていることを明らかにした。

この仮説は1960年にRoman Jakobsonによって提唱された。彼は、韻と拍子の組み合わせが顕著な例である「平行表現」の「曖昧さは本質的な、譲れない特徴」であると提案した。今回の結果は、韻や拍子に起因する理解の困難さのかなりの部分を、実際に「曖昧さ」が説明していることを示している。また、単語の読解時間が長いほど、曖昧さの評価と理解の困難さの評価が異なることがわかった。しかし、曖昧さの効果は「不可分」なものではありません。むしろ、韻を踏んだ文や韻を踏んでいない文の中には、曖昧さが低いものが多く含まれていることがわかった。

 

コメント

アブストだけだとよく分からない…

 

論文

Wallot, Sebastian & Menninghaus, Winfried. (2018). Ambiguity Effects of Rhyme and Meter. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, & Cognition, 44, 1947-1954. https://doi.org/10.1037/xlm0000557