コーヒー1杯の暖かさ

心理学を研究する大学院生が、研究もそこそこちゃんとやりながら、日本の教育に一石を投じます。

コネクションの中で:共感、ミラーニューロン、そしてアート教育(Jeffers, Art Education, 2009)

みなさんこんにちは!

今日も論文を読んでいきます。

 

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コネクションの中で:共感、ミラーニューロン、そしてアート教育(Jeffers, Art Education, 2009)

ポイント

■共感能力は人間社会にとって重要であり、アートの教室はこの能力を開発できるユニークな環境を提供

・美術品や物質文化とのつながりは、生徒一人一人が築き上げ、クラスメートと共有することで、意味のあるものとして共感を得ることができる

・他者やその考えに対してオープンであること、つまり共感することは、美術教育にとって基本的に重要

・人間の脳のミラーニューロンシステムを研究している神経科学者は、共感の神経学的基礎を特定:"物の世界と他人の世界を理解することを可能にする "人間の能力として特徴づけられている

■神経科学

・ミラーニューロンとは、「人と人との間にある種の魔法のようなつながりを作り出す人間の脳内細胞」

・「あなたが何かをつかんでいるのを見ると、私の脳の中の同じ細胞が活性化されるので、まるで私があなたの心の中にいるような感じがする」とミラーリングのメカニズムを説明

・視覚システムだけでなく、運動システムでも知覚していると結論

・運動前野のミラーニューロンは、行動を実行したり観察したりするときだけでなく、行動を想像するときにも発火

・アートの教室は、年齢や人種を問わず、スタジオでの活動やプロセスの経験を共有し、彫刻やドローイング、ペインティングをお互いに見合うことで、身体的な共鳴に満ちているに違いない

・ミケランジェロの「アドゥムの創造」(1511年)に登場する神の手は、例えば11年生の子供たちが、その手が届き、命を与えるような触れ合いが起こることを想像して、運動シミュレーションを誘発することになる

・ハンマーやドライバーの画像を見ると、人間は手がそのような道具をつかんで使うことを想像し、運動シミュレーションを行う(Grafton, Fadiga, et al, 1997)

■実証研究

・私が美術教育の授業を担当している大学の教室では、学生(現職教員)が個人的に重要だと思う芸術作品や文化的アイコンをクラスで発表する

・1〜2週間後に発表を振り返ってみると、ある現職教員は「クラスメートと自分が選んだ作品との間に、確かなつながりや共鳴を感じた」と書いている

 

コメント

何が伝えたいのかよく分からなかった…違う分野だからしょうがないかもしれないけど、なぜこんなに引用されているか分からない…

 

論文

Jeffers, C. S. (2009). Within connections: Empathy, mirror neurons, and
art education. Art Education, 62(2), 18–23